お知らせ

お知らせ

 令和3年1月8日(金)が降雪による休校となったため、予定していた始業式を、連休を挟んだ本日(1月12日)実施するという例年にはない幕開けとなりました。
 またさらに、コロナ禍における感染対策から、全校集会ではなく校内一斉放送で実施するという形態で執り行いました。
 コーラス部による「感謝」の聖歌のあと、小柳校長より次のような訓話があり、新年スタートにおけるエールが、生徒たちに送られました。

「丑年の丑の字には、“ひも”,“からむ”という意味があります。
 芽が種子の中に生じてまだ伸びることができない状態。
 丑年は「我慢(耐える)や発展の前ぶれ(芽が出る)」を表す年になると言われています。
  つまり、我慢や努力の先に発展がある年です。

 2021年、聖和女子学院にとっての丑年の始まりは、
 春高バレー2021 聖和の活躍でした。
 前回と同じベスト16という結果でしたが、相手が優勝した“就実”であったことを考えれば、
 大健闘です。
  参加校は、3096校ですから、ベスト16ということは、上位 0.26%です。
 大学受験者に対する東大合格者は、0.46%ですから、東大合格以上の価値のある成績です。

①このような中で、
 今年は東日本大震災から10年。
 今年はコロナ禍というかつてない禍が起こっている制限が多い中で、やりたいことに備えて努力するには
推進力が必要です。

 みなさんの推進力は何ですか。
 憧れや夢、目標、ライバルの存在、譲れない思い…
 それを確認して取り組んでください。

②このような中ですが、
 世の中は急速に変わります。
 休校中のリモート需要からはじまったICT化の波などの教育環境。
 現在の中学2年生から指導要領も変わります。

「今までそうだった」という考え方から脱却した、柔軟な考え方も必要です。
 ノーベル物理学賞受賞者の小柴昌俊さんの例で、

 ★もし、摩擦がなかったらどうなるか? との問いに対して、
                              正解は、「白紙回答」

 自分の目標に対する推進力を確認し、柔軟な姿勢で取り組み、我慢の先の発展を信じて頑張りましょう。」