心のとびら

先生から伝えたい言葉

生徒の皆さんの心に留めておいて欲しいことを先生が交代で話をします。

おはようございます。家庭科のSです。
聖和女子学院に導かれ38年。
多くの先生方、生徒、保護者の皆さんとの出会いがありました。
クラス担任をどれくらいしたのか、数えてみました。こんな時クラス写真が役に立ちます。
高校1年担任が11回、高校2年、3年続けて持ち上がり担任が6回、高校2年のみ担任が1回、高校3年のみ担任が3回、中学2年、3年続けて持ち上がり担任が1回、
合計29回やってました。

一番人数の多いクラスが昭和60年の51名、一番人数の少ないクラスは平成28年、29年の13名です。
担任として一貫して行ってきたことは、生徒一人一人の誕生日にメッセージカードをプレゼントしたことです。

担任したクラスの生徒さんのことは、名前は忘れても顔は忘れません。
何事もなく上手くいったクラスなんてありません。
大変なこともありました…。
もちろん いい思い出がたくさんあります。

長年高校の担任から中学の担任をしたときは、初めてで戸惑うことばかりでしたが、中学生の発達段階として女の子からグッと大人の女性になっていく成長を感じたり、総合学習で取り組んだ食育講演や弁当作り、商品開発などの食育活動は、家庭科教員として勉強になり、貴重な体験が出来ました。

高校では、何といっても高3担任として生徒の人生の岐路に立ち合うことは、教員としての醍醐味です。生徒一人一人の進路にたずさわり、卒業式を迎え、送り出す喜びは何度経験してもいいものです。

皆さんには、担任の先生との出会い、クラスメートとの出会いを大切にして欲しい。
残り少ない今のクラスでの貴重な日々を、いっぱい勉強し、いっぱいしゃべって、喧嘩したり笑ったり楽しく過ごして欲しいと思います。
そして、皆さんのために日々奮闘している担任の先生に感謝してください。いろいろあったけどいいクラスだったと言えるような締めくくりにしてくださいネ。