今日のつぶやき     2016.12.30

 私は聖和の普通科に進学して、2年生からは保育・音楽コースで音楽を勉強したいと思っている中学生です。
 でも両親には、将来音大に行きたいなら普通に公立高校から行くか、どうしても聖和に行きたいのなら国公立コースに行って、ピアノは習い事で行っているレッスンで頑張ればいいじゃないか、と言われます…

 そもそも私は、音楽専攻のある別の高校を受験したいと思っていました。でも、そのことをずっと両親に話せなくて、やっと話せてピアノの先生に相談した時には、これからだと音楽専攻を受験するには準備期間が短く足りない、と言われてしまいました。 そんな時に見つけたのが聖和で、私を惹き付けたのはまず、実技試験を受けなくても音楽の勉強ができるということでした。きっかけはそうでしたが、聖和について色んな人にお話を聞いたり自分で調べたりしていくうちに沢山の魅力を感じ、音楽の勉強のことを抜きにしても、この学校に行きたい!! と思うようになりました。 早速そのことを両親に話したのですが、私が、実技試験が無いなら私でも受けられる!といい方に感じたのとは逆に、両親は、実技試験が無いなら初心者でも良いということ、それに保育コースとも一緒になっているのに、そこで学んで音大へ行ける実力をつけることができるのか、と感じたようでした。そうして、最初に書いたように言われたのです。もう私は、何も言葉を返すことができませんでした。 私は音楽がしたくて、音大に行く夢もあるけれど、短い期間でも努力すれば音楽専攻に合格できるほどの実力すら今の時点でないということなので、音大に行く夢すら諦めた方がいいのかもしれない…とまで思うようになり、頭の中も、、心も、不安でいっぱいです… 今の私にはそんな実力がないんだから、それなら公立高校へ行って頑張って、国公立の大学に行ってほしいというのが両親の本音なんだと思います。 私は一体どうしたらいいんでしょうかね…

誰にも言えない悩みをつぶやかせていただきました。 もうつぶやきの範囲じゃないですね…(笑)長文失礼致しました。
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自分の進路については、中学生に限らず、高校生も、大学生になっても、何歳になっても、誰もが悩むことですよね。

音大に行きたい理由はどうしてなのでしょうか? 将来、演奏家になるため?
ピアノの先生になるため?  あるいは幼稚園とか学校の音楽の先生になるため?
そして、ご両親が国公立大学を希望なさっているのは、将来貴女に何を学んでほしいと願っていらっしゃるのでしょうか。
これだけは間違いなく言えるのは、ご両親は貴女に幸せになってほしいと願っていらっしゃるということです。貴女の夢が叶うことが幸せになることだとわかったら精一杯に応援してくださるはずですし、自分の娘に必要以上に苦労をかけさせたくないと思うのは、親としては当然のことです。

 貴女の夢は何なのか。何をしたいと願っているのか。その願いが強ければ強いほど、夢は叶う方向に向かいます。そして、一番の応援者であるご両親に、その真剣な思いを聞いてもらってください。言い争いをするのではありません。自分の正直な気持ちを聞いてもらうことです。そしてご両親の思いにも耳を傾けてください。音大に限らず、大学進学にはかなりのお金がかかるのも事実です。遠く離れた大学に行くとなると、生活費もかかってきます。このこともしっかりとわかっておく必要もあります。「両親に経済的な負担をかけるけれども、それでも自分は、◯◯の道を歩みたい?そのためならどんな努力でもできる?」と自分に問いかけ、しっかり自分の心を見つめてください。
 聖和の普通科から武蔵野音大に進学したある卒業生は、高校時代は、学校が終わると個人のピアノの先生宅に行ってピアノを習い、それはそれは毎日一生懸命に猛練習していました。 彼女は、大学卒業後の最初はピアノの演奏家として活動していましたが、やがては自分で会社を起ち上げ。現在社長として演奏家たちを集めて、音楽活動を続けています。またある生徒は、英語科から同じ音楽大学のピアノ科に進学した生徒もいます。一昨年は、世界の優れたピアノ演奏ができる学生が集まるという海外の大学の音楽科に進学した卒業生もいました。 その他、ピアノの先生として活躍している卒業生。幼稚園で頑張っている卒業生。中学校や高校の音楽の先生として活躍している卒業生。普通科を卒業して音大に進み、現在はチェロ奏者としてテレビにも出演している卒業生もいます。またある生徒は国公立コースから福岡教育大学へ実技試験とペーパー試験をクリアして進学した生徒もいます。
 もちろん公立高校からも音楽大学へは多数進学しているのも知っています。「音楽の道を進みたいなら、ぜひ聖和へ。」と言わなければいけないのかも知れませんが、それはあなた自身が決めることです。いずれにしも、実技面でかなりの努力が要求されることは事実です。

 自分を「できない娘」とは思わずに、「夢の実現に向かって頑張る娘」として一歩を踏み出してください。時には立ち止まって休んでもいいし、逆戻りをしても構いません。回り道をしても構いません。聖和にいる生徒たちもみんなそのようにしながら前へ前へと進み、夢の実現に向けて巣立っていきます。聖和が貴女の夢を実現するのではありません。貴女があなた自身の夢を実現するために、道しるべを示してあげるのが聖和の仕事なのです。