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「シスター方の来日に想いを馳せて・・・」~2017.11.16朝の話~
2017.11.16     S.N

 おはようございます。宗教科担当のNです。
 皆さんは、今日が聖和にとってどのような日か、もちろんご存知ですよね?
 ルカによる福音書に記される「善きサマリア人のたとえ話」は、現在の私たちにも通じるたとえ話です。「隣人を自分のように愛しなさい」という律法の教えについて、イエスとの会話の中で律法の専門家は「では、私の隣人とは誰ですか?」という問いかけをします。もしかしたら、彼は「隣人になる人」と「ならない人」という明確な区別をしたかったのかもしれません。しかし、イエスが語ったこのたとえ話は、追いはぎに襲われた一人の人を助けたのが、「汚れている」と嫌われていたサマリア人だったというものです。どんなに律法の教えを理解し、守っている人でも、「隣人を自分のように愛する」ということが必ずしもできるわけではないことを教えています。サマリア人は自分が周りからどう見られているのか、どう思われているのか、そんなことは関係なく、ただ目の前で起きている状況で自分ができることを行いました。
 今から64年前の今日、善きサマリア人修道会のシスター方は、戦争中、オーストラリアと敵対した国にも関わらず来日し、広島・長崎の原爆による惨状を目の当たりにしました。学校建設という目的はありましたが、まずは目の前で苦しむ人々を救うために尽力したというのは、皆さんにお配りしている『ぶどうの木の下で』にも記されています。

 どうか今日一日、来日されたシスター方を思いながら過ごしてください。聖和で学ぶ皆さんが、目の前で苦しむ人がどのような人であろうと、自分ができる限りの救いの手を差し伸べ、シスター方が聖和という名に思いを込めた「平和を創る女性」として育っていくことをお祈りして、今朝の話を終わります。


 


「関ケ原」~H29.10.31:朝の話~
2017.11.09     A.K

 8月の終わりに、映画「関ヶ原」が封切られたので見に行きました。石田三成と徳川家康による天下分け目の戦いを描いた作品です。
 私にとって、司馬遼太郎の「関ヶ原」は忘れられない作品です。ずいぶん昔、正月に3日間かけて7時間ドラマとして放送されました。調べてみると、今から36年前、TBS開局記念30周年として制作されたようです。こんなことが机に座ったまま調べられるというのは、本当に便利な世の中になったものです。

 圧巻の内容で、ドラマを見終わって「家康というのはとんでもない悪いやつだ」と憤慨したことを覚えています。印象が強烈だったので、原作を読んでみようという気になりました。今まだ書店の目立つところに置いてある文庫本3巻です。
 読み進むにつれ、ドラマの感動がよみがえるとともに、いわゆる歴史小説というものが様々な記録に基づいて書かれていること、何百年も前の文書が捨てられず数多く残っていることに新たな驚きがありました。

 実はそれまで歴史にはほとんど興味がなかったのです。おそらく年号を覚えるのが苦手だったからでしょう。
 これをきっかけとして、歴史小説を読むようになりました。教科書の事実の列挙と違って、主人公の目を通して見る歴史はそれぞれの出来事が色を帯びているのです。

 昔の人の一生はたかだか5,60年ですが、何人もの主人公の人生をたどることで、日本史2千年のピースが重なりながら少しずつ埋まってきます。1冊読むごとに新たな発見があり、自分の歴史観ができあがっていくことは楽しみになりました。それは一つ一つの定理を積み上げて体系を形作っていく数学の勉強に似ているように思います。

 あれから36年、今でも読んでいる本の大半は歴史物です。若いとき、この「関ケ原」に出会っていなければ私の歴史観は全く違ったものになっていたことと思います。
 ただ、今実感していることがあります。年を取るにつれ、感動の度合いが小さくなってきたことと、読んだ内容をすぐに忘れてしまう記憶力の衰えです。
「本は若いときに読め。」
 読書週間も中程になりました。私が今身にしみて感じている、高校時代の先生のことばを皆さんにも送ります。


 


 


「孫子の兵法」~H29.11.8の朝の話~
2017.11.09     S.Y

 「昔の善く戦う者は、先ず勝つべからざるを為して、以て敵の勝つべきを待つ。 勝つべからざるは己に在るも、勝つべきは敵にあり。」
 これは、勝つためにまずやらなければいけないことは、「負けないため」の準備だという意味です。 昔から戦いが上手な人は、すぐに相手を責めるのではなく、負けないための準備をしっかり整えて、勝つチャンスをじっくり待っていたと伝えています。

 この言葉は『孫子』という書物に書かれている言葉です。 孫子は、今から2500年ほど前に中国で生まれた書物です。このころの中国は、春秋戦国時代と呼ばれ、いろいろな国がひしめき合って、戦争が繰り返されていました。 孫子を書いた孫武という人は、そうした国の1つである呉の軍師で、戦いに関して優れた才能をもっていたと伝えられています。 
 このころの戦争は勝つか負けるかは、偶然や運によるものが大きいと信じられていました。国としてどう戦うかというより、兵士個人がどれだけ勇敢かが重要とされていました。しかし、戦争が長引くにつれて、兵士の数も増えてくると、共通の考え方や戦い方が必要になってきました。
 『孫子』はこうした時代を背景にして生まれた書物で、しっかりとした考え方や戦い方によって勝つことが大切だと説いたものです。
 『孫子』は国を越え、時代を越えて、たくさんの人に読まれています。 現代でも、マイクロソフトの創業者ビルゲイツや、ソフトバンクグループの代表者、孫正義さんも孫子を愛読書にしていたといわれています。
 孫子には、困難に立ち向かったり、大きな決断をしたりするときに、どのような行動をすべきかのヒントがつまっています。 最初に紹介した言葉を現代に置き換えて考えてみると、 まずは、自分にできることをきちんとして、そのうえで、相手に立ち向かう。 つまり、テストでいい点数をとりたい、試合で勝ちたいと思うのなら、相手や周りを気にせず、まずは自分ができることをしっかりすることが大切ということを説いています。
 みなさんも、毎日の授業や課題、部活動の練習にしっかり取り組み、勝つためのチャンスを広げてみませんか?


 


「言の葉」~H29.10.17の朝の話~
2017.10.18     A.U

はようございます。最近、肌寒くなってきましたね。
  さて、今日私がお話しようと思うことは「言葉」についてです。
「言う」という字に葉っぱの「葉」と書くこの「言葉」は日本の最古の物語である「竹取物語」にも「ことのは」として出てきています。起源ははっきりとわかりませんが、この言葉に関して「古今和歌集 仮名序」の一節が有名です。
  「やまと歌は人の心を種としてよろづの言の葉とぞなれりける」 つまり、人の心を種として、そこから生まれたものが言葉という葉だということです。すべての言葉に人の心が反映しているのです。みなさんも考えてみてください。何気ない会話にもすべてその人の心と繋がっています。特に、誰かに向ける言葉ほど強く反映しているのではないでしょうか。
  良い言葉も悪い言葉もすべて人の心が現れます。日頃から「言葉」を大切にして欲しいと思います。
担当は国語科の、Uでした。


「ダンス同好会」の歩み~H29.9.20の朝の話~
2017.09.29     E.N.

 


みなさんおはようございます。 今日はダンス部創設までの歩みを紹介したいと思います。

 私が、ダンス同好会の顧問になったのは、5年前でした。その頃は、学校行事、例えば、文化祭や予餞会のために集まり、練習をして発表をするという形で、定期的に練習をするという感じではありませんでした。 その後、週に2回、練習するようになり、間もなくして、ある生徒が、「島瀬町で行われるイベントに出てみたい」と私に言ってきました。これが、ダンス同好会として初めてのイベント出演でした。その後、ダンスが大好きなメンバーが、もっと練習をしたいということで週に3回練習することになり、昼休みに校内発表をしたり外部へのイベント出演も増えてきました。

 それから、欲は出るもので、「他校との合同練習をしたい」という希望が出てきました。ダンスの全国大会で第3位になった猶興館高校に電話をすると快く引き受けてくれました。力の差は歴然でした。さらにもっと上手になりたいということで、土曜日も練習をすることになりました。猶興館のダンスの生徒との出会いもあり、今度の目標は、公式な大会に出場することに決めました。そしてその目標は叶い、毎日遅くまで練習に打ち込みました。  大会直前、チームがまとまらず、気持ちをぶつけたり、話し合いをしたりと練習どころではありませんでした。でも、それは、勝ちたいから。いい作品を作りたいからという表れでした。結果は、全国大会出場条件のの80点にあと少し足りない結果でした。 それから、長崎大学のよさこいチーム突風や、佐世保高等専門学校のダンス同好会との合同練習をしながら、スキルアップや交流を深めてきました。

 昨年度末、もっとダンススキルをあげたいと生徒からの要望で、3名を北九州市立高等学校(前の戸畑商業高校)に無謀にも合同練習をお願いしました。この高校は、全国優勝を何度も経験している学校です。断られると思っていましたが、この学校も快く引き受けてくれました。雰囲気や礼儀等、とても素晴らしく、学ぶものが多くありました。聖和の3名は、体力的にも差があるこの学校の練習に、ふらふらになりながらもついていきました。その姿を見たときに、本当にダンスが好きで、上手になりたいんだな、負けたくないんだな、とあらためて感じました。この5年を振り返ってみると、ダンス同好会は一歩一歩ですが、着実に、前に進んでいると思います。自分が変われば周りが変わる、周りが変われば運命が変わるという言葉があります。生徒の「イベントに出たい」とい一言から時を経て今があります。まさに「思いは招く」ですね。そのことをダンス同好会の生徒に教えてもらいました。

 そして、今年度、たくさんの方々のおかげで、ダンス部として活動させていただくことになりました。そのおかげで、公式大会に2つも出場することができました。これも皆さんのご協力、ご声援のおかげです。この場をかりて、顧問として、お礼を言いたいと思います。ありがとうございます。今後も応援よろしくお願いします。


 



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