Page 22 of 23« 先頭1920212223

『天網恢恢疎にして漏らさず』(H24.7.11 朝の話)
2012.07.28     Y.T.
みなさんおはようございます。 

中学生の皆さんには少し難しいかもしれませんが、『天網恢恢疎にして漏らさず』という言葉について話をしてみたいと思います。

本来の意味は,“誰も見ていないところで悪い事をしたとしても、そのときは罰を受けるようなことは無いが、きっと天罰を受けることがある”ということです。

私が、ある方からこの言葉を聞いたときには、何か悪いことをしているのかと考えてしまいましたが、
その方は、悪い行いを・・・“良い行い”あるいは“小さな努力の積み重ね”と置き換えてみてはどうでしょうかとお話をして頂きました。

 なるほど、人の目の届かない所で良い行いの積み重ね、小さな努力の積み重ねをすることで、きっと、良い成果が表れたり、認められたりすることがあるというようにも捉える事ができるのではないかという事です。

  もうすぐ夏休みに入ります。全校生徒の皆さんには、前者の意味での『天網恢恢疎にして漏らさず』、進路決定に向かっている中学3年・高校3年の皆さんには、
後者の意味での『天網・・漏らさず』

を心に刻んでこれからの生活を送ってみて下さい。
「人生、クレッシェンド」
2012.07.13     A.S.
おはようございます。


最近、私はある言葉が心に残り、「そうだな~」と思う言葉と出会いました。
それは、「人生、クレッシェンド」という言葉です。

 この言葉は、合唱曲をたくさん作っていらっしゃる作曲家の 松下 耕 先生の言葉です。
昨年11月、松下先生の合唱講習会を聖和で開催することができ、その時に話されたことばの1つででした。

 「クッレッシェンド」という言葉は聞いたことがあると思います。
 音楽用語で、「だんだん大きく」という意味をもっています。この楽語の意味から考えると、「人生はだんだん大きく」という意味になります。
 これをもっと分かりやすく言いますと、人は亡くなるときに、最高に幸せだなぁーって時に死ねるように生きていこうということなのです。つまりクレッシェンドは、自分が思う幸せの大きさを表してあります。
 そして先生が、何よりも伝えたいメッセージがこの言葉の中にありました。
 それは、中学校や高校生の
みなさんが、今、悩みや苦しみ、そして悲しみは、殆どの人が持っている。それは、これから大人になるために、必ず乗り越えなければいけないことで、これを乗り越える「力」をみなさんは必ず待っている。
 そして、乗り越えた先には、幸せが必ず待っている。だから、今心にある悩みにくよくよせず、向き合って欲しい!!
という事を先生が一番に伝えたいことだったのです。

 「人生、クレッシェンド」
これは、悩み、苦しみ、そしてその後しか味わえない幸せを、何度も繰り返すことで、幸せの大きさがだんだん大きくなっていく。そうやって、人は年齢を重ねていく。
ということだったのです。

 自分が、おばあちゃんになったとき、毎日を幸せに過ごせる生き方ができればいいなと心から思いました。
 今年、中学・高校のコーラス部が、コンクールで歌う曲は、こんなメッセージを残してくれた 松下 耕先生の曲を
歌います。
 音楽室まで、どうぞ聴きに来てください。

今朝は、これで終わります。
「今なすべきこと」
2012.06.26     M.S.
 おはようございます。
早いもので、あと数日で半年が過ぎようとしています。
みなさんはこの半年をどのように過ごしてきましたか?

 高校1年生は先週の金曜日22日午後から、学年黙想会のために俵町教会に行きました。「今すべきこと」のテーマのもと、これまでの日々を振り返る貴重な時間を過ごしてきました。
 1年生の中には、初めて教会に入るという生徒も多く、神聖な場所というイメージからか、席に着くまで、おしゃべりする人もなく、静かな中で黙想会が始まりました。
 今日はその時に朗読された聖書のことばを紹介したいと思います。


聖書マタイによる福音「十人の乙女のたとえ話」(25章1節~13節)


「その時の天の国は、あかりを手にして花婿を出迎えた十人の乙女のことにたとえられよう。そのうち、五人は愚かで、五人は賢かった。愚かな乙女たちは、あかりは手にしていたが油は用意していなかった。しかし賢い乙女たちは、あかりといっしょに、器に入れた油も持っていた。ところが、花婿の来るのが遅れたので、皆、眠くなり、そのまま寝込んでしまった。
 夜中に、「さあ、花婿だ。迎えに出なさい。」と叫ぶ声がした。乙女たちはみな起きて、それぞれあかりを用意した。その時、愚かな乙女たちは賢い乙女たちに、『油を分けてください。
あかりが消えますから』と言った。すると、賢い乙女たちは答えて、『油はあなた方に分けてあげるほどはありません。それよりも、油屋に行って、自分の分を買っておいでなさい』と言った。
 彼女らが買いに行っている間に、花婿が着いた。用意のできていた乙女たちは、花婿と

一緒に婚礼の祝宴場に入り、戸は閉められた。その後で、あのほかの乙女たちが来て、
『主よ、主よ、どうぞ開けてください』と言った。
すると、主人は、『あなた方によく言っておく。わたしはあなた方を知らない』と答えた。だから、目を覚ましていなさい。あなたたちはその日、その時を知らないからである。」


  私たちはひとりひとり、体力、気力、知力も異なり、その上、異なった家庭環境の中に身を
置いて日々を過ごしています。そして、その中から生まれる「自分」の願いを叶えるべく生きています。
 既に「賢い乙女」である生徒のみなさんは、「花婿」や「あかり」「油」が何の譬え
であるか、おわかりかと思います。目の前にあるテスト勉強だけではなく、将来の、他の誰でもない「自分」の人生のために「今何をなすべきか」しっかりと考えたいものですね。
今朝はこれで終わります。
朝の挨拶(H24.6.20)
2012.06.20     H.K.
 みなさん、おはようございます。

 今朝は、ベストセラーとなった『笑顔になれば』の著者、福田純子さんのお話をしたいと思います。
 福田さんは、現在、アナウンサーとしても活躍されていますが、入社したばかりの頃、先輩のアナウンサーから、「暗い声ね。アナウンサーには向いてないんじゃないの・・」といつも言われ落ち込んでいました。アナウンサーを辞めようか、真剣に悩んだこともあるそうです。しかし、福田さんは、声をカバーするために、笑顔を絶やさないように決心します。

その後、大活躍をするようになって、ある人に、「あなたは、アナウンサーで、人気もあってお金持ちね。楽しいことばかりだから笑っていられるのよ。私は、きつくて、嫌なことばかりだから、あなたのように笑っている余裕はないわ。」と言われたそうです。

福田さんは、「笑ってるからこそいいことがあるんです。幸せという漢字のなかにも、辛いという文字があるのに、あなたは、気づいていますか。私は、不幸だ。つまらない人間だ、と愚痴をこぼさないで、幸せという言葉、前向きな言葉を口癖にしましょう。自然と楽しくなってきませんか。」
と、答えました。

私は、よくみなさんから「草野先生は、声が大きくて元気になれる。」と言われます。しかし、私は、大きな声をだすのが、正直苦手です。みなさんが笑っているから、声も大きくなり、元気になります。笑顔で、前向きな気持ちでいることは、必ず周りの人に幸せを与えることになるのではないでしょうか。今朝の話はこれで終わります。
「当たり前のこと…」(H24.6.19)
2012.06.19     S.K.
 おはようございます
 今朝は、詩を一編 ご紹介します。

    虹の足     吉野 弘

  雨があがって
  雲間から
  乾麺みたいに真直な
  陽射しがたくさん地上に刺さり
  行手に榛名山が見えたころ
  山路を登るバスの中で見たのだ、虹の足を。
  眼下にひろがる田圃の上に
  虹がそっと足を下ろしたのを!
  野面にすらりと足を置いて
  虹のアーチが軽やかに
  すっくと空に立ったのを!
  その虹の足の底に
  小さな村といくつかの家が
  すっぽり抱かれて染められていたのだ。
  それなのに
  家から飛び出して虹の足にさわろうとする人影は見えない。
   ── おーい、君の家が虹の中にあるぞオ                                     
  乗客たちは頬を火照らせ
  野面に立った虹の足に見とれた。
  多分、あれはバスの中の僕らには見えて
  村の人々には見えないのだ。
  そんなこともあるのだろう
  他人には見えて
  自分には見えない幸福の中で
  格別驚きもせず
  幸福に生きていることが──。                                              

 私たちは普段、当たり前のように過ごしています。
 皆さんにとって、幸せだと思う時は、どのような時でしょうか。
 日々の中には、楽しい日もあればつらい日もあるでしょう。
 しかし、この詩にもあるように、
 私たちは「他人には見えて 自分には見えない幸福の中で」
 「幸福に生きている」のです。
 今という時を大切にして、「当たり前のこと」は幸せなことだと心にと
 
めて、毎日を過ごしたいですね。
 
…今朝はこれで終わります。

Page 22 of 23« 先頭1920212223