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「怒鳴られたことから…」(9月19日)
2012.09.22     Y.M.
おはようございます。

 今から9年ほど前に大学に入学した私は、とにかく生活のために入学して10日もたたないうちにアルバイトを始めました。
人生で初めてお給料をいただいたお仕事は、町の小さな回転寿司屋さんでの、ホールスタッフのお仕事でした。お客様のご案内や注文受け、お皿を数えてお会計や、お客様がいらっしゃらないときには清掃などのお仕事をしました。

 このお仕事を始めて間もないころ、常連の中年の男性のお客様のお会計を担当した時のことでした。
「2,630円になります」何気なく言った一言が、お客様の逆鱗にふれてしまいました。
「なります。って言葉おかしいだろ!!」と怒鳴られました。
私は驚いてその場に茫然と立ちつくしていました。そして、人前で怒鳴られたことと悔しさで、後で、休憩室で、一人で泣きました。
「~になります。」という言葉づかいが間違っていたことは分かってたし・・・
教えてもらったまま言っただけだし・・・
その教えてくれた先輩の前で、言葉づかいを直すなんて失礼だし・・・
など言い訳を沢山自分の中で巡らせて、自分を慰めました。

しかし、その後、その方を恨んで言い訳ばかりをいっても仕方ないと考え直しました。
言葉づかいのことで、お客様には、もちろん自分のためにも納得して使おうと心に決め、正しい言葉づかいが分からなければ、調べてみたりもしました。

 今では私を怒鳴ってくれたお客様に感謝しています。その方が注意して下さらなかったら、私は間違ったことばを使い続けただろうし、言葉づかいについて考えることはなかっただろうと思います。
 初めは素直に聞き入れられませんでしたが、その後、悔しいという思いから自分なりに考えて行動できたのではないかと思います。

 どんなことがきっかけで、自分が成長するチャンスになるのかは分かりません。
みなさんも日頃、うまくいかないことや、先生は親子さんから、注意を受けて悔しい思いをすることもあるでしょう。それをチャンスにするのも、埋もれさせるのも自分次第だと思いませんか。

今朝はこれでおわります。
「結果か、それともプロセスか…」(9月18日)
2012.09.22     T.A.
結果とプロセス、どちらが大事か。
学生であれば試験や部活動での試合、社会人となれば仕事と
この2つが問われることは少なくない。
どちらも欠くことができない大事なものであるが、
人として成長させるものはプロセスではないだろうか。
結果は人に自信をつけ喜びをもたらす一方で、人を惑わしたり陥れたりする。
結果はウソを言うときがあるが、プロセスはウソを言わないのである。

プロ野球選手のイチローは次のように言う。
 結果とプロセスは優劣をつけられるものではない。
 結果が大事というのは、この世界でこれなくしてはいけない、
 野球を続けるのに必要だから。
 プロセスが必要なのは野球選手としてではなく、人間を作る上で必要と思う。
また、こうも言う。
 負けには理由がありますからね。たまたま勝つことはあっても、たまたま負けることはない。
 本当の力が備わっていないと思われる状況で何かを成し遂げたときの気持ちと、
 しっかりと力を蓄えて結果を出したときの気持ちは違う。

人はそれぞれの立場で目標があり、目標を達成することで人として成長する。
プロセスが準備不足であったり、多少甘かったりしたときでも、
何かしら結果が出てしまうことが時にある。
そうしたときの結果には注意が必要で、そこで天狗になってしまうと、
次に思わぬ落とし穴にはまってしまうことが往々にして起こるものである。
これは結果を出すことを否定しているのではない。
結果を求めないプロセスは惰性や無責任を生むからだ。
また、結果が出ることによって、それまでのプロセスが報われることになる。
結果におごることなく、足らなかったプロセス、甘かったプロセスを見直し、
次に向け気を引き締めてスタートすることで、更に成長できるのである。

(参考 MSNトピックス)
The 「集団行動」 !! (H24.9.12 朝の話)
2012.09.13     M.K.

 昨年末に、あるテレビ番組で日本体育大学の女子学生が、今まで男子学生にだけ許され
ていた競技「集団行動」にチャレンジした様子が放映されたのを見て、これだと思いまし
た。『ただみんなで歩くだけ』、『ただみんなで走るだけ』、『ただみんなで号令通りに動いているだけ』。こんな単純な行動に人は感動し、ため息をつき、涙するのだと改めて知った私は、今年の体育祭で是非中学生にこの演技をさせたいと思いました。
 しかし実際は、『ただみんなで歩くだけ』とう単純作業がなかなか思うようにいかず、生徒からは「先生、80人の足音をひとつにするなんて無理なんじゃないですか」という不安の声が上がっていました。そんな不安を解消させるために何度も何度もひたすら歩いたり、ひたすら走ったりしているうちに、本番当日にはなんの指示もなしに生徒は円陣を組んで互いに声をかけ合ったり、その場で足踏みをして心を一つにしたりと、自然とみんながひとつになっていました。
 「本番は練習の8割できればいい」なんて誰が決めたのでしょうか。今まで炎天下の中 
何度も何度も練習してきましたが、本番が一番最高の演技でした。
 この集団行動を通して、様々な感動がありましたが、そのひとつは、先輩は後輩のため
に、後輩は先輩のために一生懸命になっていた、ということです。
 練習の時、1年生の歩行がなかなか揃わず、本人たちは焦りや不安を抱えていましたが、2・3年生に迷惑をかけたくない、2・3年生にとって中学校最後の体育祭で絶対に先輩の役に立ちたいという思いで、体育祭の1・2週間前から、昼休みを使って自主的に練習を始めたのです。
 1学期当初から何度もDVDを見て動きを研究し、時にはぶつかり合いながらもきっちり
まとまっていった3年生、あなたたちの思いはちゃんと後輩に伝わりましたよ。そして、
1年生のお手本となり3年生を支えた2年生、中堅学年として本当によく頑張りました。
3学年が、それぞれの色にキラキラ輝く演技でした。

 もちろん、頑張ったのは集団行動だけではありません。体育祭のためにテントを張った
り、草抜きをしたり、応援練習に明け暮れたり、企画運営をしてくれた生徒・そして先生
方、本当にお疲れ様でした。一時は降水確率100%と言われていた9月9日でしたが、
奇跡的に全競技を無事終えることができたのも、聖和のみんなの熱い思いが通じたからだ
としか思えません。

 これからもどんな困難にも負けない強い絆、そしてたくましい聖和魂を後輩たちに引き
継いでいってほしいと願います。

 中学3年担任 保健体育科の川本でした。今朝はこれでおわります。


 
『天網恢恢疎にして漏らさず』(H24.7.11 朝の話)
2012.07.28     Y.T.
みなさんおはようございます。 

中学生の皆さんには少し難しいかもしれませんが、『天網恢恢疎にして漏らさず』という言葉について話をしてみたいと思います。

本来の意味は,“誰も見ていないところで悪い事をしたとしても、そのときは罰を受けるようなことは無いが、きっと天罰を受けることがある”ということです。

私が、ある方からこの言葉を聞いたときには、何か悪いことをしているのかと考えてしまいましたが、
その方は、悪い行いを・・・“良い行い”あるいは“小さな努力の積み重ね”と置き換えてみてはどうでしょうかとお話をして頂きました。

 なるほど、人の目の届かない所で良い行いの積み重ね、小さな努力の積み重ねをすることで、きっと、良い成果が表れたり、認められたりすることがあるというようにも捉える事ができるのではないかという事です。

  もうすぐ夏休みに入ります。全校生徒の皆さんには、前者の意味での『天網恢恢疎にして漏らさず』、進路決定に向かっている中学3年・高校3年の皆さんには、
後者の意味での『天網・・漏らさず』

を心に刻んでこれからの生活を送ってみて下さい。
「人生、クレッシェンド」
2012.07.13     A.S.
おはようございます。


最近、私はある言葉が心に残り、「そうだな~」と思う言葉と出会いました。
それは、「人生、クレッシェンド」という言葉です。

 この言葉は、合唱曲をたくさん作っていらっしゃる作曲家の 松下 耕 先生の言葉です。
昨年11月、松下先生の合唱講習会を聖和で開催することができ、その時に話されたことばの1つででした。

 「クッレッシェンド」という言葉は聞いたことがあると思います。
 音楽用語で、「だんだん大きく」という意味をもっています。この楽語の意味から考えると、「人生はだんだん大きく」という意味になります。
 これをもっと分かりやすく言いますと、人は亡くなるときに、最高に幸せだなぁーって時に死ねるように生きていこうということなのです。つまりクレッシェンドは、自分が思う幸せの大きさを表してあります。
 そして先生が、何よりも伝えたいメッセージがこの言葉の中にありました。
 それは、中学校や高校生の
みなさんが、今、悩みや苦しみ、そして悲しみは、殆どの人が持っている。それは、これから大人になるために、必ず乗り越えなければいけないことで、これを乗り越える「力」をみなさんは必ず待っている。
 そして、乗り越えた先には、幸せが必ず待っている。だから、今心にある悩みにくよくよせず、向き合って欲しい!!
という事を先生が一番に伝えたいことだったのです。

 「人生、クレッシェンド」
これは、悩み、苦しみ、そしてその後しか味わえない幸せを、何度も繰り返すことで、幸せの大きさがだんだん大きくなっていく。そうやって、人は年齢を重ねていく。
ということだったのです。

 自分が、おばあちゃんになったとき、毎日を幸せに過ごせる生き方ができればいいなと心から思いました。
 今年、中学・高校のコーラス部が、コンクールで歌う曲は、こんなメッセージを残してくれた 松下 耕先生の曲を
歌います。
 音楽室まで、どうぞ聴きに来てください。

今朝は、これで終わります。

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