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The 「集団行動」 !! (H24.9.12 朝の話)
2012.09.13     M.K.

 昨年末に、あるテレビ番組で日本体育大学の女子学生が、今まで男子学生にだけ許され
ていた競技「集団行動」にチャレンジした様子が放映されたのを見て、これだと思いまし
た。『ただみんなで歩くだけ』、『ただみんなで走るだけ』、『ただみんなで号令通りに動いているだけ』。こんな単純な行動に人は感動し、ため息をつき、涙するのだと改めて知った私は、今年の体育祭で是非中学生にこの演技をさせたいと思いました。
 しかし実際は、『ただみんなで歩くだけ』とう単純作業がなかなか思うようにいかず、生徒からは「先生、80人の足音をひとつにするなんて無理なんじゃないですか」という不安の声が上がっていました。そんな不安を解消させるために何度も何度もひたすら歩いたり、ひたすら走ったりしているうちに、本番当日にはなんの指示もなしに生徒は円陣を組んで互いに声をかけ合ったり、その場で足踏みをして心を一つにしたりと、自然とみんながひとつになっていました。
 「本番は練習の8割できればいい」なんて誰が決めたのでしょうか。今まで炎天下の中 
何度も何度も練習してきましたが、本番が一番最高の演技でした。
 この集団行動を通して、様々な感動がありましたが、そのひとつは、先輩は後輩のため
に、後輩は先輩のために一生懸命になっていた、ということです。
 練習の時、1年生の歩行がなかなか揃わず、本人たちは焦りや不安を抱えていましたが、2・3年生に迷惑をかけたくない、2・3年生にとって中学校最後の体育祭で絶対に先輩の役に立ちたいという思いで、体育祭の1・2週間前から、昼休みを使って自主的に練習を始めたのです。
 1学期当初から何度もDVDを見て動きを研究し、時にはぶつかり合いながらもきっちり
まとまっていった3年生、あなたたちの思いはちゃんと後輩に伝わりましたよ。そして、
1年生のお手本となり3年生を支えた2年生、中堅学年として本当によく頑張りました。
3学年が、それぞれの色にキラキラ輝く演技でした。

 もちろん、頑張ったのは集団行動だけではありません。体育祭のためにテントを張った
り、草抜きをしたり、応援練習に明け暮れたり、企画運営をしてくれた生徒・そして先生
方、本当にお疲れ様でした。一時は降水確率100%と言われていた9月9日でしたが、
奇跡的に全競技を無事終えることができたのも、聖和のみんなの熱い思いが通じたからだ
としか思えません。

 これからもどんな困難にも負けない強い絆、そしてたくましい聖和魂を後輩たちに引き
継いでいってほしいと願います。

 中学3年担任 保健体育科の川本でした。今朝はこれでおわります。


 
『天網恢恢疎にして漏らさず』(H24.7.11 朝の話)
2012.07.28     Y.T.
みなさんおはようございます。 

中学生の皆さんには少し難しいかもしれませんが、『天網恢恢疎にして漏らさず』という言葉について話をしてみたいと思います。

本来の意味は,“誰も見ていないところで悪い事をしたとしても、そのときは罰を受けるようなことは無いが、きっと天罰を受けることがある”ということです。

私が、ある方からこの言葉を聞いたときには、何か悪いことをしているのかと考えてしまいましたが、
その方は、悪い行いを・・・“良い行い”あるいは“小さな努力の積み重ね”と置き換えてみてはどうでしょうかとお話をして頂きました。

 なるほど、人の目の届かない所で良い行いの積み重ね、小さな努力の積み重ねをすることで、きっと、良い成果が表れたり、認められたりすることがあるというようにも捉える事ができるのではないかという事です。

  もうすぐ夏休みに入ります。全校生徒の皆さんには、前者の意味での『天網恢恢疎にして漏らさず』、進路決定に向かっている中学3年・高校3年の皆さんには、
後者の意味での『天網・・漏らさず』

を心に刻んでこれからの生活を送ってみて下さい。
「人生、クレッシェンド」
2012.07.13     A.S.
おはようございます。


最近、私はある言葉が心に残り、「そうだな~」と思う言葉と出会いました。
それは、「人生、クレッシェンド」という言葉です。

 この言葉は、合唱曲をたくさん作っていらっしゃる作曲家の 松下 耕 先生の言葉です。
昨年11月、松下先生の合唱講習会を聖和で開催することができ、その時に話されたことばの1つででした。

 「クッレッシェンド」という言葉は聞いたことがあると思います。
 音楽用語で、「だんだん大きく」という意味をもっています。この楽語の意味から考えると、「人生はだんだん大きく」という意味になります。
 これをもっと分かりやすく言いますと、人は亡くなるときに、最高に幸せだなぁーって時に死ねるように生きていこうということなのです。つまりクレッシェンドは、自分が思う幸せの大きさを表してあります。
 そして先生が、何よりも伝えたいメッセージがこの言葉の中にありました。
 それは、中学校や高校生の
みなさんが、今、悩みや苦しみ、そして悲しみは、殆どの人が持っている。それは、これから大人になるために、必ず乗り越えなければいけないことで、これを乗り越える「力」をみなさんは必ず待っている。
 そして、乗り越えた先には、幸せが必ず待っている。だから、今心にある悩みにくよくよせず、向き合って欲しい!!
という事を先生が一番に伝えたいことだったのです。

 「人生、クレッシェンド」
これは、悩み、苦しみ、そしてその後しか味わえない幸せを、何度も繰り返すことで、幸せの大きさがだんだん大きくなっていく。そうやって、人は年齢を重ねていく。
ということだったのです。

 自分が、おばあちゃんになったとき、毎日を幸せに過ごせる生き方ができればいいなと心から思いました。
 今年、中学・高校のコーラス部が、コンクールで歌う曲は、こんなメッセージを残してくれた 松下 耕先生の曲を
歌います。
 音楽室まで、どうぞ聴きに来てください。

今朝は、これで終わります。
「今なすべきこと」
2012.06.26     M.S.
 おはようございます。
早いもので、あと数日で半年が過ぎようとしています。
みなさんはこの半年をどのように過ごしてきましたか?

 高校1年生は先週の金曜日22日午後から、学年黙想会のために俵町教会に行きました。「今すべきこと」のテーマのもと、これまでの日々を振り返る貴重な時間を過ごしてきました。
 1年生の中には、初めて教会に入るという生徒も多く、神聖な場所というイメージからか、席に着くまで、おしゃべりする人もなく、静かな中で黙想会が始まりました。
 今日はその時に朗読された聖書のことばを紹介したいと思います。


聖書マタイによる福音「十人の乙女のたとえ話」(25章1節~13節)


「その時の天の国は、あかりを手にして花婿を出迎えた十人の乙女のことにたとえられよう。そのうち、五人は愚かで、五人は賢かった。愚かな乙女たちは、あかりは手にしていたが油は用意していなかった。しかし賢い乙女たちは、あかりといっしょに、器に入れた油も持っていた。ところが、花婿の来るのが遅れたので、皆、眠くなり、そのまま寝込んでしまった。
 夜中に、「さあ、花婿だ。迎えに出なさい。」と叫ぶ声がした。乙女たちはみな起きて、それぞれあかりを用意した。その時、愚かな乙女たちは賢い乙女たちに、『油を分けてください。
あかりが消えますから』と言った。すると、賢い乙女たちは答えて、『油はあなた方に分けてあげるほどはありません。それよりも、油屋に行って、自分の分を買っておいでなさい』と言った。
 彼女らが買いに行っている間に、花婿が着いた。用意のできていた乙女たちは、花婿と

一緒に婚礼の祝宴場に入り、戸は閉められた。その後で、あのほかの乙女たちが来て、
『主よ、主よ、どうぞ開けてください』と言った。
すると、主人は、『あなた方によく言っておく。わたしはあなた方を知らない』と答えた。だから、目を覚ましていなさい。あなたたちはその日、その時を知らないからである。」


  私たちはひとりひとり、体力、気力、知力も異なり、その上、異なった家庭環境の中に身を
置いて日々を過ごしています。そして、その中から生まれる「自分」の願いを叶えるべく生きています。
 既に「賢い乙女」である生徒のみなさんは、「花婿」や「あかり」「油」が何の譬え
であるか、おわかりかと思います。目の前にあるテスト勉強だけではなく、将来の、他の誰でもない「自分」の人生のために「今何をなすべきか」しっかりと考えたいものですね。
今朝はこれで終わります。
朝の挨拶(H24.6.20)
2012.06.20     H.K.
 みなさん、おはようございます。

 今朝は、ベストセラーとなった『笑顔になれば』の著者、福田純子さんのお話をしたいと思います。
 福田さんは、現在、アナウンサーとしても活躍されていますが、入社したばかりの頃、先輩のアナウンサーから、「暗い声ね。アナウンサーには向いてないんじゃないの・・」といつも言われ落ち込んでいました。アナウンサーを辞めようか、真剣に悩んだこともあるそうです。しかし、福田さんは、声をカバーするために、笑顔を絶やさないように決心します。

その後、大活躍をするようになって、ある人に、「あなたは、アナウンサーで、人気もあってお金持ちね。楽しいことばかりだから笑っていられるのよ。私は、きつくて、嫌なことばかりだから、あなたのように笑っている余裕はないわ。」と言われたそうです。

福田さんは、「笑ってるからこそいいことがあるんです。幸せという漢字のなかにも、辛いという文字があるのに、あなたは、気づいていますか。私は、不幸だ。つまらない人間だ、と愚痴をこぼさないで、幸せという言葉、前向きな言葉を口癖にしましょう。自然と楽しくなってきませんか。」
と、答えました。

私は、よくみなさんから「草野先生は、声が大きくて元気になれる。」と言われます。しかし、私は、大きな声をだすのが、正直苦手です。みなさんが笑っているから、声も大きくなり、元気になります。笑顔で、前向きな気持ちでいることは、必ず周りの人に幸せを与えることになるのではないでしょうか。今朝の話はこれで終わります。

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