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「孫子の兵法」~H29.11.8の朝の話~
2017.11.09     S.Y

 「昔の善く戦う者は、先ず勝つべからざるを為して、以て敵の勝つべきを待つ。 勝つべからざるは己に在るも、勝つべきは敵にあり。」
 これは、勝つためにまずやらなければいけないことは、「負けないため」の準備だという意味です。 昔から戦いが上手な人は、すぐに相手を責めるのではなく、負けないための準備をしっかり整えて、勝つチャンスをじっくり待っていたと伝えています。

 この言葉は『孫子』という書物に書かれている言葉です。 孫子は、今から2500年ほど前に中国で生まれた書物です。このころの中国は、春秋戦国時代と呼ばれ、いろいろな国がひしめき合って、戦争が繰り返されていました。 孫子を書いた孫武という人は、そうした国の1つである呉の軍師で、戦いに関して優れた才能をもっていたと伝えられています。 
 このころの戦争は勝つか負けるかは、偶然や運によるものが大きいと信じられていました。国としてどう戦うかというより、兵士個人がどれだけ勇敢かが重要とされていました。しかし、戦争が長引くにつれて、兵士の数も増えてくると、共通の考え方や戦い方が必要になってきました。
 『孫子』はこうした時代を背景にして生まれた書物で、しっかりとした考え方や戦い方によって勝つことが大切だと説いたものです。
 『孫子』は国を越え、時代を越えて、たくさんの人に読まれています。 現代でも、マイクロソフトの創業者ビルゲイツや、ソフトバンクグループの代表者、孫正義さんも孫子を愛読書にしていたといわれています。
 孫子には、困難に立ち向かったり、大きな決断をしたりするときに、どのような行動をすべきかのヒントがつまっています。 最初に紹介した言葉を現代に置き換えて考えてみると、 まずは、自分にできることをきちんとして、そのうえで、相手に立ち向かう。 つまり、テストでいい点数をとりたい、試合で勝ちたいと思うのなら、相手や周りを気にせず、まずは自分ができることをしっかりすることが大切ということを説いています。
 みなさんも、毎日の授業や課題、部活動の練習にしっかり取り組み、勝つためのチャンスを広げてみませんか?


 


「言の葉」~H29.10.17の朝の話~
2017.10.18     A.U

はようございます。最近、肌寒くなってきましたね。
  さて、今日私がお話しようと思うことは「言葉」についてです。
「言う」という字に葉っぱの「葉」と書くこの「言葉」は日本の最古の物語である「竹取物語」にも「ことのは」として出てきています。起源ははっきりとわかりませんが、この言葉に関して「古今和歌集 仮名序」の一節が有名です。
  「やまと歌は人の心を種としてよろづの言の葉とぞなれりける」 つまり、人の心を種として、そこから生まれたものが言葉という葉だということです。すべての言葉に人の心が反映しているのです。みなさんも考えてみてください。何気ない会話にもすべてその人の心と繋がっています。特に、誰かに向ける言葉ほど強く反映しているのではないでしょうか。
  良い言葉も悪い言葉もすべて人の心が現れます。日頃から「言葉」を大切にして欲しいと思います。
担当は国語科の、Uでした。


「ダンス同好会」の歩み~H29.9.20の朝の話~
2017.09.29     E.N.

 


みなさんおはようございます。 今日はダンス部創設までの歩みを紹介したいと思います。

 私が、ダンス同好会の顧問になったのは、5年前でした。その頃は、学校行事、例えば、文化祭や予餞会のために集まり、練習をして発表をするという形で、定期的に練習をするという感じではありませんでした。 その後、週に2回、練習するようになり、間もなくして、ある生徒が、「島瀬町で行われるイベントに出てみたい」と私に言ってきました。これが、ダンス同好会として初めてのイベント出演でした。その後、ダンスが大好きなメンバーが、もっと練習をしたいということで週に3回練習することになり、昼休みに校内発表をしたり外部へのイベント出演も増えてきました。

 それから、欲は出るもので、「他校との合同練習をしたい」という希望が出てきました。ダンスの全国大会で第3位になった猶興館高校に電話をすると快く引き受けてくれました。力の差は歴然でした。さらにもっと上手になりたいということで、土曜日も練習をすることになりました。猶興館のダンスの生徒との出会いもあり、今度の目標は、公式な大会に出場することに決めました。そしてその目標は叶い、毎日遅くまで練習に打ち込みました。  大会直前、チームがまとまらず、気持ちをぶつけたり、話し合いをしたりと練習どころではありませんでした。でも、それは、勝ちたいから。いい作品を作りたいからという表れでした。結果は、全国大会出場条件のの80点にあと少し足りない結果でした。 それから、長崎大学のよさこいチーム突風や、佐世保高等専門学校のダンス同好会との合同練習をしながら、スキルアップや交流を深めてきました。

 昨年度末、もっとダンススキルをあげたいと生徒からの要望で、3名を北九州市立高等学校(前の戸畑商業高校)に無謀にも合同練習をお願いしました。この高校は、全国優勝を何度も経験している学校です。断られると思っていましたが、この学校も快く引き受けてくれました。雰囲気や礼儀等、とても素晴らしく、学ぶものが多くありました。聖和の3名は、体力的にも差があるこの学校の練習に、ふらふらになりながらもついていきました。その姿を見たときに、本当にダンスが好きで、上手になりたいんだな、負けたくないんだな、とあらためて感じました。この5年を振り返ってみると、ダンス同好会は一歩一歩ですが、着実に、前に進んでいると思います。自分が変われば周りが変わる、周りが変われば運命が変わるという言葉があります。生徒の「イベントに出たい」とい一言から時を経て今があります。まさに「思いは招く」ですね。そのことをダンス同好会の生徒に教えてもらいました。

 そして、今年度、たくさんの方々のおかげで、ダンス部として活動させていただくことになりました。そのおかげで、公式大会に2つも出場することができました。これも皆さんのご協力、ご声援のおかげです。この場をかりて、顧問として、お礼を言いたいと思います。ありがとうございます。今後も応援よろしくお願いします。


 


「選択」~9月19日(火):朝の話~
2017.09.19     R.S.

 


おはようございます。
朝晩、だいぶ涼しくなり秋らしくなってきました。
秋と言えば、スポーツの秋、読書の秋、勉強の秋と色々なことに挑戦しやすい時期ですね。
 学院際が終わり、もうすぐ2学期中間考査が始まります。もうすでに勉強を始めている人も多いのではないでしょうか。今、どうすべきで、どう動くべきか、またそれを実行できるかでこれからの自分の道が大きく変わるかもしれません。
 
 今日はこのように今置かれている状況からの「選択」について少し触れたいと思います。
 私は中学生の頃、数学が大好きで高校では理数系に進みました。高校3年まで、数学と物理の勉強ばかりしていました。ただ、高校3年生で担任の先生が英語の先生ということもあって影響を受け、急遽進路変更をしました。

 よく考えてみると、いろんなことで「選択」する場面って多いものです。今、どう動くかでその後にその結果は影響していることがわかります。小さなことから大きなことまで選択しなければならないことはたくさんあります。
 特に3年生は今の動きが今後の将来に大きく影響するかもしれません。1、2年生は1,2年後に影響するかもしれません。もちろん最終的に決めるのは、自分ですが、もし悩んだら家族や友人、学校の先生に相談しながら自分の道を決めていくことをお勧めします。


 


「長所と短所」(朝の話:H29.6.21) T.O
2017.06.21     職員

 印象的だった言葉を紹介します。その生徒は高総体期間中、大きな役割・立場で応援を続けていました。高総体終了後、「応援や活動、大変だったね、疲れたでしょう?」と声を掛けると、「いえ、私より全力で戦っていた選手の皆さんの方が大変だったと思います」と、笑顔で返してくれました。私だったら思わず「そうなんですよ~、僕めっちゃ疲れたんです、暑かったし…」とかなんとか言っていたでしょう。この生徒は、先ず人を思いやる心を長く育んできたのでしょう。立派な長所だと思います。オバマ大統領は9年前の就任演説でアメリカでの宗教、人種の多様性をこう表現してみせました。


 We know that our patchwork heritage is a strength , not a weakness .


 我々は知っている。我々の寄せ集めの伝統は長所であり、短所ではないと。


  トランプ大統領の発言を始めとして、多様性を認め合えない世界にとって彼のスピーチは改めて考えさせられるものがあります。こうした言葉をきっかけに、「長所と短所」について私自身考えることが多くなりました。長所は文字通り、「長い所」と書きます。長く続けてきた、長く考えてきたことがそのまま自分の長所ではないでしょうか。得意なこと、自分の強み、特技を答えなさい、と言われて戸惑う人は先ず自分の長所をそう考えてみたらどうでしょうか。短所は文字通り「短い所」と書きますよね。長さが足りないからといって焦ったり、自信を無くす必要はないと思います。短所が全く無い人なんていません。完全無欠、パーフェクトな人と付き合うのは難しいし、疲れるのではないでしょうか。短所は提出日が少し先に設定された神様から与えられた宿題ではないかと思います。だから今、出来る範囲で伸ばしてあげれば良い、しかし、いつか提出を忘れて欲しくないものです。



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