何はともあれ「はい!」~9月15日朝の話
2015.09.29     T.A.

おはようございます。保健体育科のT.Aです。
 高校1年生は記憶に残っていると思いますが、4月のオリエンテーションで「高校生として身につけておくべきこと」をテーマに講師の先生をお招きし、お話をしていただきました。
 その中で、社会人のダメな4点ということで、
①挨拶をしない。
②敬語が使えない。
③メモを取らない。
④返事をしない。   と言う話がありました。
 4つとも大切なことですが、今朝は返事について話をしたいと思います。
 私も授業や部活動、そして任命式などの賞状伝達式等において、「大きな声で返事をするように…」と、言うことが結構あります。皆さん、普段の生活の中で返事はしっかりとできていますか?
 中には、私は声も大きい方ではないし、体育会系でもなく、私の返事に不満かもしれないが、言われたことはしっかりとこなしてるし、文句を言われるほど重大なことでもないと思っている人がいるかもしれません。
 本当にそうでしょうか?
 私は返事は、相手の信頼を得るために必要不可欠なものだと思います。
 普段の生活で「はい」は、 共感する意味で使ったり、理解、納得した場合や指示などを承諾し確認する時に言います。そのため、必ず言った相手に伝わることが大切です。
 社会人になったつもりで、想像してみてください。「○○さん」と上司から呼ばれたときに、誰もが間髪を入れずに「はいっ」とはっきり返事し、上司のところにさっと向かうと思います。しかし、小さな声、少し遅れた間合い、席に向かってくる足取りの悪さなどを、上司は敏感に感じるはずです。それは体育会系か否かにはあまり関係ありません。返事無しでのろのろ席にやってくるのは論外です。 マイナスイメージは一発で信頼をガタ落ちにしてしまいます。
 社会人として…、という内容で話しを始めましたが、中学生・高校生の皆さんも将来必ず社会人になります。その準備期間・訓練の期間が今だと思います。返事の鉄則は「テンポよく、強く、明確に」です。今日から「○○さん」と呼ばれたら。呼ばれた人の方を見て、何はともあれ「はい!」と返事をするように心がけましょう。できれば、明るく元気よく・・・。必ず相手に好印象を与えると思います。 皆さんに言うだけではなく、私自信も意識して、「はいっ」と元気に返事をしたいと思います。
けさはこれで終わります。


時間を使いこなす (朝の話:H27.7.14)T.A.
2015.07.14     職員

時間がない。そう思うことがよくあります。
すべきことがあるにも関わらず、それから目をそらし、そのとき取り立てて優先しなくても
よいことに、あたかもそれが最優先事項であるかのごとく自分を納得させ、
本来すべきことを後回しにし、更には本来すべきことが出来なかったり、十分な成果が得られなかった。
そういう経験は、誰にでもあるのではないでしょうか。
自分はしょっちゅうあります。
その度に「時間がなかった」と思うのですが、それは「時間がなかった」のではなく
「時間の使い方が良くなく、無駄な時間」が多いだけである。
無駄な時間を少なくし、より良い生活を送れるよう行動していきたいものです。
時間がないときこそ、○○に何分とか具体的に数字を決め、無駄な時間を作らないようにする。
そのときにかかった時間をしっかりと記録、把握し、振り返り、反省、分析をするとこで、
本当に無駄であった時間をはっきりとさせる。
また、目標を明確に立てることで、本当に有意義な時間を積み重ねることができるのではないでしょうか。
さて、今週で1学期が終わり、夏休みに入ります。
時間の使い方について、計画をしっかりと立て、有意義なものにしていきましょう。


根を大きく (朝の話:H27.6.10)H.S.
2015.07.14     職員

みなさん、おはようございます。高校生は選手・応援と高総体期間中は慌ただしく過ごしたことと思います。私はバレーボール競技しか応援に行けませんでしたが、毎日朝早くから遅くまで練習に励んでいた皆さんを見ていて、こちらが元気をもらっていたように思います。


さて、今朝は「木」という字の成り立ちについて紹介したいと思います。「山」や「川」のように、漢字は様々な形をもとに作られています。皆さんは「木」という字が何を表しているか、考えたことがありますか?


 聞いたところによると、「木」という字の第一画目は地面を表しているとのことです。そして、二画目の縦線は、幹を表しているとのこと。


もう分かるかもしれませんが、三・四画目は根を表しているそうです。


つまり、私たちが普段目にしている「木」は、漢字の由来から考えると少ししかありません。地面からはみ出ている部分のみを見て、私たちは「木」を見ているつもりでいるのです。


高総体での皆さんの活躍を近くで見て、この「木」の話を思い出しました。


選手の皆さんは本番の日まで、人から見えない所で練習を積み、涙を流し、悩んだことでしょう。


これから試合を控えている文化部の皆さん、中学生の皆さんの努力が良い結果に結び付くことを願っています。


 


雨ニモ負ケズ 試練ニモ負ケズ(朝の話:H27.6.30)T.O.
2015.06.30     職員

雨にも負けず 風にも負けず


岩手県花巻出身の詩人、童話作家でもある宮沢賢治の死後、彼のカバンに入っていた手帳から発見された詩の一節です。詩のモデルとなった人物は、賢治とも交流があった斎藤宗次郎という、キリスト教の信者であったらしい、ということを最近知りました。斎藤さんの生き様を知り、この詩はより深い感動を私に与えてくれました。試験が終わったら皆さんも是非調べてみてください。


 


体感温度は35℃にも達するという暑さの中で、なでしこジャパンが見事準決勝に進出しました。


「確かに暑かったですが、湿気の高い日本の暑さに比べれば苦ではなかった」と、インタビューに答える選手の言葉を耳にして『雨にも負けず』の詩が脳裏をよぎりました。ハーフタイムに入った直後に、ぐったりとピッチを歩くオーストラリア選手を尻目に、小走りでロッカールームへ向かうなでしこたち、ゴールを決めた直後も、無駄な体力を使っていそうだなぁと余計な心配をしてしまうぐらい、喜びを爆発させる姿に底知れない強さを感じました。


普段から日本で暮らしている人は春夏秋冬を知っている。自然の恵みや優しさ、穏やかさや美しさ、豊かさを知っている。時折牙をむく自然の凶暴性や理不尽な仕打ちも知っている。季節の移ろいが緩やかな時も、ガラッと変わることも知っている。何気なく暮らしている私たちの日常は、実は他の国や地域に暮らす人たちにとっては、とてつもなく羨ましいものであり、恐ろしいものでもあります。


変化することが日常の日本で暮らしてきた人々は、微妙な変化も見逃さず楽しみ、文化や芸術にまで取り込み、僅かな変化で危険や困難さを悟り、解決のための知恵をつけたり習慣を生み出してきました。急激な変化にもへこたれず、乗り越え、真剣に向き合ってきた歴史が、暑さや寒さが続く無変化の環境にも対応できる強い心と身体をつくることにつながりました。


「雪にも夏の暑さにも負けぬ 丈夫な体を持ち 欲はなく 決して怒らず いつも静かに笑っている」


先日、うだるような暑さでも集中力を切らさず、他校の選手に挑み、一心不乱にボールを追っていたテニス部の生徒、遅くなりましたが、中体連・高総体に全力を出し切った選手の皆さん、声を振り絞って応援した皆さん、日本のDNAをしっかり受け継いでくれていましたね。お疲れ様でした。明日からの試験もがんばってください。大きな上向きの変化を期待しています。今朝はこれで終わります。


 


「口」すなわち「人」なり(朝の話:H27.2.18)T.O.
2015.02.20     職員
先日、メンフィスオープンというテニス大会で、錦織圭選手が優勝を果たしました。3連覇という相性の良い大会です。優勝しても控え目に、はにかみながら喜びを語る彼の姿は印象的でした。皆さんは松岡修造というテニス選手をご存知ですか?バラエティ番組で見せる明るくおしゃべりなキャラクターも素敵ですが、テニスの大会で解説を務めている際の、冷静で口数は少なくてもここぞという場所で的を射た彼の発言にも素晴らしいものを感じます。人は集中している時、口数は自然と少なくなるものです。試合や演技の最中にずっと騒がしく、声を出してばかりいる選手はいないでしょう。口を開くべき時と、口を閉じるべき時を知っているか、使い分けているかどうかです。今日は『口』という字にこだわってみたいと思います。先ず、『口』はそのまま『人』を意味するのではないでしょうか。『人口』という言葉に使われている『口』、中国の史書に用いられた歴史用語の『生口』は生きた口と書き、『セイコウ』と読みます。奴隷という意味があります。『口減らし』という言葉も、「家計が苦しいので家族の者を他へ奉公に出すなどして養うべき人数を減らす」という意味です。『口』という字を3つ並べると『品』という字になりますね。『口』を4つ、『大』きいという字で区切ると『器』という字になります。では、『品格』という言葉を考えた時、『口』は『人』を意味するので、『品格』はそのまま『人格』と置き換えることが出来ます。『上品』も『下品』も、そのまま人格や生き様に当てはめられる言葉です。『器』という字を使った表現もあります。「あの人は器が大きい、器が小さい」、「器量が良い、器量が悪い」など、人柄や人間性を表現するのに『口』という字は深く関わっています。さて、聖和では今週からあいさつ運動が始まっています。聖和の伝統として無言清掃も引き続き行われています。卒業式も間近に迫っていますね。口を開くべき時、閉じておくべき時を意識して行動する場面が多くなります。繰り返される決められた動作、習慣づけられた動作は美しく、人を惹きつけます。そうした動作は静かであるべきことが前提条件になっていることが多いのではないでしょうか。さて、しばらくの間、皆さんも口を開くか閉じるか見極めていくことを意識してみませんか。