合格の瞬間、先生と抱き合って号泣


関西学院大学合格     中島 舞     平成22年度合格
 

受験のちょうど一年前の冬、私は英語弁論大会の会場として訪れた大学に一目惚れしました。国際色豊かなその大学は、学部全生徒が留学、国連と連携したボランティア活動、またそのキャンパスの美しさに私は完全に魅了されてしまいました。その時私は「よし、絶対に関西学院大学に行こう」と決心しました。 私の受験には、ある条件がありました。それは、滑り止めも浪人もできないということでした。そこで私はA0入試という自己推薦型の受験法にしました。中学生の頃から続けてきた英語弁論で全国大会の出場経験があり、関学のAO入試の受験条件を満たせていたからです。 そしてもう一つ、絶対にAO入試でなければならない理由がありました。私は中学の頃から英語弁論や奉仕活動等の課外活動に積極的に参加し、高校生でもアメリカ留学を経験することができました。机上の勉強だけでなく、私が聖和での6年間で学んだこと全てを大学側に伝えるためにはAO入試しかないと思ったからです。 よく、夏休みは受験生の天王山だと言われますが、9月にAO入試を控えた私は3年生の夏休みからが勝負でした。願書提出前ラストとなる英語弁論全国大会を6月に控えた私は、その原稿作りに春休み全てを注ぎ込みました。毎日学校で先生のご指導のもと頑張った結果、過去最高の結果を残すことができました。 夏休みに入ると本格的に受験モードに入り、毎日職員室で志望動機文の添削や国語と英語の筆記試験対策を先生方に指導していただきました。毎日のように朝から晩まで先生方が熱心に指導してくださったお陰で、一次試験の筆記試験にはなんとか合格できました。 二次試験は面接でした。二次試験の時も先生方は面接の練習を何度も指導してくださり、完全な状態で面接に臨みました。 合格発表は平日の午前9時、インターネット公表でした。 国際学部が画面に表示されるまでが本当に長い時間に感じられました。14番…14番…。と心の中で何度も念じました。40014─。「あった!」と叫んだと同時に先生と抱き合って号泣しました。 この時私は、なぜか真っ先に「聖和に来られて本当に良かった」と口にしました。なぜ大学合格の直後にこんなことを思ったのかうまく説明できませんが、きっと聖和の生徒ならみんな合格の瞬間、同じことを思ったのではないでしょうか。私は聖和でなければ大学合格どころか、難関大学を受験する気にもならなかったと思います。 聖和生はどんな難関大学でも第一志望を目指し、合格を達成しています。初めから無駄だという弱腰の生徒は見たことがありません。皆、大きな夢に向かって前向きに頑張っています。聖和にはそんな素晴らしい生徒がいます。そして、合格を一緒に泣いて喜んでくれる先生方がいます。 きっと私が合格できたのは、聖和という素晴らしい環境にいられたからだと心から思います。 合格した今だからこそ言えるのですが、第一志望大学の受験を一回だけ、という母との約束が私の受験において功を奏したのではないかと思います。私には滑り止めや浪人の選択肢はなく、一度もブレる余裕などありませんでした。そのことが逆に第一志望へのより強い思いへと導いてくれたのだと感謝しています。