心のとびら

先生から伝えたい言葉

生徒の皆さんの心に留めておいて欲しいことを先生が交代で話をします。

はようございます。最近、肌寒くなってきましたね。
  さて、今日私がお話しようと思うことは「言葉」についてです。
「言う」という字に葉っぱの「葉」と書くこの「言葉」は日本の最古の物語である「竹取物語」にも「ことのは」として出てきています。起源ははっきりとわかりませんが、この言葉に関して「古今和歌集 仮名序」の一節が有名です。
  「やまと歌は人の心を種としてよろづの言の葉とぞなれりける」 つまり、人の心を種として、そこから生まれたものが言葉という葉だということです。すべての言葉に人の心が反映しているのです。みなさんも考えてみてください。何気ない会話にもすべてその人の心と繋がっています。特に、誰かに向ける言葉ほど強く反映しているのではないでしょうか。
  良い言葉も悪い言葉もすべて人の心が現れます。日頃から「言葉」を大切にして欲しいと思います。
担当は国語科の、Uでした。