心のとびら

先生から伝えたい言葉

生徒の皆さんの心に留めておいて欲しいことを先生が交代で話をします。

おはようございます。

言葉というものは、実に不思議です。そして面白いものです。
言葉は、人の心と心をつなぐコミュニケーションの道具です。
と同時に、物事を理解し、考えたり、判断したりするすぐれた
機能を持っています。あるひとつの言葉が、ひとりの人間を
はげますこともあれば、ときとして人の心を傷つけることも
あります。

今日は、『友情』について話したいと思います。
クレアパターソンという人の言葉を紹介します。

「よい友情とは、対等な関係のことです。
1.やりたいことを一緒に決められる。
2.なんでも平等にわかちあうことができる。
3.お互いに信頼しあえる。
4.どんな問題も、力を出しあって一緒にのりこえられる。
5.良いときも悪いときも頼りあえる。
6.それぞれが、他に友達を持っている。」

 私たちが生きていくうえで、なぜ「友情」を結び深めることが必要なのでしょうか。
それは、これから歩む人生の道々に出くわすであろう困難を乗り越え、より充実した
人生をつくるために必要なのです。
 では、友情とは、友達とどのような関係のことなのでしょうか。
 それは、「対等な関係」のことです。
このような関係は、すぐにできるとは思えません。時には言い争いやケンカをすることも
あるでしょう。しかし相手を信頼してぶつかれば相手もまた、信頼してくれるはずです。
この6つの事柄を1つ1つ積み上げる努力を、日々やってみてはどうでしょう。そのことで
「友人」と呼べる仲間を持つことができると思います。
 今朝はこれで終わります。
                                 E.N.