心のとびら

先生から伝えたい言葉

生徒の皆さんの心に留めておいて欲しいことを先生が交代で話をします。

2012/06/20
H.K.

 みなさん、おはようございます。

 今朝は、ベストセラーとなった『笑顔になれば』の著者、福田純子さんのお話をしたいと思います。
 福田さんは、現在、アナウンサーとしても活躍されていますが、入社したばかりの頃、先輩のアナウンサーから、「暗い声ね。アナウンサーには向いてないんじゃないの・・」といつも言われ落ち込んでいました。アナウンサーを辞めようか、真剣に悩んだこともあるそうです。しかし、福田さんは、声をカバーするために、笑顔を絶やさないように決心します。

その後、大活躍をするようになって、ある人に、「あなたは、アナウンサーで、人気もあってお金持ちね。楽しいことばかりだから笑っていられるのよ。私は、きつくて、嫌なことばかりだから、あなたのように笑っている余裕はないわ。」と言われたそうです。

福田さんは、「笑ってるからこそいいことがあるんです。幸せという漢字のなかにも、辛いという文字があるのに、あなたは、気づいていますか。私は、不幸だ。つまらない人間だ、と愚痴をこぼさないで、幸せという言葉、前向きな言葉を口癖にしましょう。自然と楽しくなってきませんか。」
と、答えました。

私は、よくみなさんから「草野先生は、声が大きくて元気になれる。」と言われます。しかし、私は、大きな声をだすのが、正直苦手です。みなさんが笑っているから、声も大きくなり、元気になります。笑顔で、前向きな気持ちでいることは、必ず周りの人に幸せを与えることになるのではないでしょうか。今朝の話はこれで終わります。