心のとびら

先生から伝えたい言葉

生徒の皆さんの心に留めておいて欲しいことを先生が交代で話をします。

 先週、高校二年生は修学旅行で沖縄に行ってきました。
平和学習をしたり、いろいろな観光地を回ったりと、とても充実した4日間に
なりました。

2年生は5分前行動がきちんとできていて、いつも以上にテンションが高くて
とても
楽しそうにしていました。

 私は今回初めて沖縄に行きました。
そこで、私が特に印象に残っているのが「米軍基地」です。
テレビのニュースや新聞などで話題になっているので、なんとなくは知ってい
ましたが、
バスガイドさんの説明を聞いていると初めて知ることばかりでした。

例えば、嘉手納基地がある嘉手納町は、85%の面積が基地に使われ、残りの
15%に
住民が住んでいるそうです。そう言われて町を見ると、道路の片側は
どこまでも芝生の
広がる嘉手納基地、反対側は密集した住宅地。基地は、ただ
芝生が広がっていているだ
けで、土地がもったいないと思ってしまいましたが、
何もない芝生の下にも爆弾や石油

などが収納されているそうです。いつも危険と隣り合わせで生活しているとい
うことが
分かりました。基地は、沖縄にとってプラスの面もマイナスの面もあり、
どちらがいい
と私は言えませんが、「知る」ということは大切だと感じました。

 特にこの修学旅行を通して、「百聞は一見にしかず」ということを思い知ら
されました。
百回聞くよりも、たった一度でも自分の目で見たほうが確かだと
いうことです。

 これから冬休みに入ります。せっかくの長期休暇なので、いろいろなところ
に出かけてみて、
自分の知識を増やしてみてはどうでしょうか。