心のとびら

先生から伝えたい言葉

生徒の皆さんの心に留めておいて欲しいことを先生が交代で話をします。

おはようございます。
最近私は沢山の人に助けられて生きている事に気づきました。
そのきっかけは皆さんわかって下さっているとおり、私の身体には、8ヶ月になる小さな命がいいます。その小さな命を育てるために私の身体が変化し、そんな私を見て、すれちがう生徒さんに沢山の声を毎日かけてもらっています。
その言葉は、
「先生大丈夫ですか?」「荷物持ちます!!」「赤ちゃんげんきですか?」
そして階段を降りているときには、
「先生が転んだときに落ちないように私が先生の前を歩きます」と言って歩いてくれる人もいました。

…そんな温かい言葉を毎日私は頂いています。もちろん言葉だけではなく、小さい荷物でも「持ちます」といってサッと持ってくれたり、いすをすぐに出してくれたり、本当に沢山の人に助けられて生きているんだなと実感している毎日を過ごしています。今まで助けられていることに気付かなかった訳ではないのですが、今回このようになってからは特に周囲の方々の親切を改めて実感することができました。本当に皆さん毎日ありがとうございます。

そして、もう一つ皆さんに伝えたいことがあります。それは、私がこうなって感じている事です。人はこの世に生まれてくるまでには沢山の奇跡が重なっています。お母さんのお腹に命が芽生えるのは偶然ではなくて大きな意味があって芽生えています。そしてこの命がこの世に無事誕生するまでにはお父さんの大きな期待と無事に産まれてきてくれるかという大きな不安を乗り越え、そして何よりもお母さんが大切に10ヶ月お腹の中で守り、とてつもない痛みと苦しみにたえて産まれてきたということです。そしてそんな皆さんは誰にとっても大切な存在であるという事を改めて感じてくれると嬉しく思います。