心のとびら

先生から伝えたい言葉

生徒の皆さんの心に留めておいて欲しいことを先生が交代で話をします。

おはようございます。2015年が始まり20日が過ぎました。
みなさん、今年の目標は立てましたか?

さて、冬休みに実家に帰った際、ふと高校時代の卒業アルバムを開いてみました。私が通った鹿児島の高校は当時10クラスあり、私は自分が何組だったかも覚えていませんでした(たしか2組か3組でした)。不器用なりに、毎日を過ごしていた高校時代、印象に残っているある方の講演会での言葉があります。当時、母校では様々な分野で活躍されている方をお呼びしての講演会が開かれていました。阿川佐和子さんや恵俊彰さんなど、メディアの表舞台で活躍されている方もいらっしゃいました。

その中で、元NHKのアナウンサー、宮崎緑さんがいらっしゃった時のことです。その時はすでに国際政治学者やジャーナリストとして、中東を中心に飛び廻られていました。そのなかで、アフガニスタンに行ったときの話をしてくださいました。世界には、戦争が正義で、人を殺めることに幸せを感じている子どもたちがたくさんいる。何の悪気もなく、純粋にそう信じている場合があるとのこと。高校2年生の夏、進路や将来を考えていなかった私のなかに、教育という言葉がよぎったのは、その時だったかもしれません。

他のどんな時とも違う、特別な言葉や瞬間は、これからみなさんにたくさん訪れると思います。その時、みなさんはより輝けるのではないでしょうか。三年生のみなさんは、いよいよ卒業が近づいてきました。新しい環境でも輝いてください。
今朝はこれで終わります。