心のとびら

先生から伝えたい言葉

生徒の皆さんの心に留めておいて欲しいことを先生が交代で話をします。

みなさん、おはようございます。高校生は選手・応援と高総体期間中は慌ただしく過ごしたことと思います。私はバレーボール競技しか応援に行けませんでしたが、毎日朝早くから遅くまで練習に励んでいた皆さんを見ていて、こちらが元気をもらっていたように思います。

さて、今朝は「木」という字の成り立ちについて紹介したいと思います。「山」や「川」のように、漢字は様々な形をもとに作られています。皆さんは「木」という字が何を表しているか、考えたことがありますか?

 聞いたところによると、「木」という字の第一画目は地面を表しているとのことです。そして、二画目の縦線は、幹を表しているとのこと。

もう分かるかもしれませんが、三・四画目は根を表しているそうです。

つまり、私たちが普段目にしている「木」は、漢字の由来から考えると少ししかありません。地面からはみ出ている部分のみを見て、私たちは「木」を見ているつもりでいるのです。

高総体での皆さんの活躍を近くで見て、この「木」の話を思い出しました。

選手の皆さんは本番の日まで、人から見えない所で練習を積み、涙を流し、悩んだことでしょう。

これから試合を控えている文化部の皆さん、中学生の皆さんの努力が良い結果に結び付くことを願っています。