心のとびら

先生から伝えたい言葉

生徒の皆さんの心に留めておいて欲しいことを先生が交代で話をします。

おはようございます。保健体育科のT.Aです。
 高校1年生は記憶に残っていると思いますが、4月のオリエンテーションで「高校生として身につけておくべきこと」をテーマに講師の先生をお招きし、お話をしていただきました。
 その中で、社会人のダメな4点ということで、
①挨拶をしない。
②敬語が使えない。
③メモを取らない。
④返事をしない。   と言う話がありました。
 4つとも大切なことですが、今朝は返事について話をしたいと思います。
 私も授業や部活動、そして任命式などの賞状伝達式等において、「大きな声で返事をするように…」と、言うことが結構あります。皆さん、普段の生活の中で返事はしっかりとできていますか?
 中には、私は声も大きい方ではないし、体育会系でもなく、私の返事に不満かもしれないが、言われたことはしっかりとこなしてるし、文句を言われるほど重大なことでもないと思っている人がいるかもしれません。
 本当にそうでしょうか?
 私は返事は、相手の信頼を得るために必要不可欠なものだと思います。
 普段の生活で「はい」は、 共感する意味で使ったり、理解、納得した場合や指示などを承諾し確認する時に言います。そのため、必ず言った相手に伝わることが大切です。
 社会人になったつもりで、想像してみてください。「○○さん」と上司から呼ばれたときに、誰もが間髪を入れずに「はいっ」とはっきり返事し、上司のところにさっと向かうと思います。しかし、小さな声、少し遅れた間合い、席に向かってくる足取りの悪さなどを、上司は敏感に感じるはずです。それは体育会系か否かにはあまり関係ありません。返事無しでのろのろ席にやってくるのは論外です。 マイナスイメージは一発で信頼をガタ落ちにしてしまいます。
 社会人として…、という内容で話しを始めましたが、中学生・高校生の皆さんも将来必ず社会人になります。その準備期間・訓練の期間が今だと思います。返事の鉄則は「テンポよく、強く、明確に」です。今日から「○○さん」と呼ばれたら。呼ばれた人の方を見て、何はともあれ「はい!」と返事をするように心がけましょう。できれば、明るく元気よく・・・。必ず相手に好印象を与えると思います。 皆さんに言うだけではなく、私自信も意識して、「はいっ」と元気に返事をしたいと思います。
けさはこれで終わります。