心のとびら

先生から伝えたい言葉

生徒の皆さんの心に留めておいて欲しいことを先生が交代で話をします。

2年前に聖和に赴任してから毎日、黙想をする時間を持つことになりました。

静かな時間の中で、風の音が聞こえてきます。ほかにも気温や何かの香りなど、目を閉じることでまったく感じなかったことに気付きます。私はこの心地よい時間の中で、いろんなことを感じるたり考えたりすることがとても好きです。

心地よいといえば、
この1年、校内ですいぶん多くの花を見かけるようになりました。校門から玄関に入るまで、いろいろな種類の花を見ながら歩いてくると、とても心地が良くなります。

 さて、この環境の変化は季節の移り変わりの力だけではないことに気付いているでしょうか?
グランドわきのバラも、事務室前の花壇も、プランターの花々も、人の力が加わって、そこに咲いているのです。自然に「変わった」のではなく、人が「変えた」ということです。
 環境は私たちにも大きな影響を与えると思います。
良い環境では良いもの育ちやすくなり、悪い環境では悪いものが育ちやすくなります。

 あなたの周りの環境はどうですか。
 運動部のみなさん、今日は、高総体の抽選会が行われます。夕方には対戦相手が決定し、いよいよやるべきことがはっきりしてきます。
 自分が感じること、考えること、行動することで「変えていくことができる環境」があります。
自分が「何かを変える行動」は、仲間の「何かを変える環境」になります。
まだ、残りの時間の分だけ、自分も仲間も変わっていくことができます。
最後の勝負まで「変化」、「成長」して各種目で聖和の風を吹かせましょう。
 たくさんの聖和の花を咲かせましょう。