心のとびら

先生から伝えたい言葉

生徒の皆さんの心に留めておいて欲しいことを先生が交代で話をします。

おはようございます。
2学期から掃除の祈りが、はじめを「主の祈り」、おわりを「アヴェ・マリアの祈り」に変更しましたが、皆さんは唱えられているでしょうか?

祈りとは何か?と聞かれたら、それは神様とのコミュニケーションであると教わりました。だから、宗教の授業の時にも同じように皆さんに伝え、「大きな声で唱えることと怒鳴ることは違う」というのを教えてきたつもりです。

 さて、今年度、日本は多くの災害に見舞われています。西日本豪雨や例年よりも多い台風、それによる二次被害、先日の北海道胆振東部地震など、国内では被害にあわれた方々が、当たり前のように迎えていた朝を迎えられずに過ごしています。私たちが今できること、それはささやかなことかもしれませんが、祈る時間を大切にすることだと思います。 掃除の初めに祈る「主の祈り」は、今日一日を過ごすことができた感謝を、終わりに祈る「アヴェ・マリアの祈り」は、明日もまた家族や友人たちと今日よりも良い一日をすごすことができるように。そして、少しでもいいのでニュースや新聞で目にする被災地のことや世界で苦しむ人々のことを祈りましょう。

 最後に、「朝の祈り」を行い、終わりたいと思います。

 新しい朝を迎えさせてくださった神さま、 きょう一日わたしたちを照らし、導いてください。 いつも ほがらかに、すこやかに 過ごせますように。 物事がうまくいかないときでも ほほえみを忘れず、 いつも 物事の明るい面を見、最悪のときにも、 感謝すべきものがあることを、悟らせてください。 自分のしたいことばかりではなく、 あなたの望まれることを行い、 まわりの人たちのことを考えて生きる喜びを 見いださせてください。 アーメン
 担当は、宗教科でした。今朝はこれで終わります。