今日のつぶやき

みんなでホッとひと息

2019/07/11
ななしさん(その他)からその他へのつぶやき。

ご無沙汰しています、今年聖和を卒業した卒業生です。
いつも家族で楽しくつぶやきコーナーを拝見しています。
あと少しで初の大学生活の前期が終わるのですが、その前につぶやきたいことができたので、こちらにお邪魔しました。

私が今通っている大学は、実は第一希望の学校ではなく、滑り止めで受けていた私立大です。
本当は国公立大学への進学を目指していましたが、受験日の直前に失格の通知が来て、試験を受けることすらできずにこちらに進路を決定しました。
もちろんその時はショックでしたが、それ以上に何も考えたくないと思っていました。
何か考え出すと、「3年間やってきたことは何だったんだろう」「先生からあれだけ教えてもらったのに」「友達もすごく応援してくれたのに」「家族にも、頑張ってお金の負担少なくする、って言ってたのに」ということばかり思い浮かんでしまうからです。
私のクラスメイトは才能溢れるすごい人達ばかりで、尊敬せずにはいられませんでした。そんな中自分がこのような結果で終わってしまった不甲斐なさと、いろんな人への申し訳なさとでいっぱいでした。

 

そんな複雑な心境のまま進学した大学でしたが、この数ヶ月の間に嬉しいことがいくつも起こりました。
必修だった情報リテラシーの授業では、センター試験対策で勉強した「情報基礎」の内容がそっくりそのまま出てくるし。
聖和の先生方が鍛えて下さったおかげで、英語のプレゼンの授業では「Very good!」と言ってもらえたし。
また、つい先日は、私の教科書を見た先生が、「すごく一生懸命やっているね」と言って、授業態度の評価に加点をして下さいました。
聖和にいた頃、私はよく蛍光ペンや色ペンで教科書にマークをしたり、先生の話をノートや教科書にメモしたりしながら授業を受けていました。
先生の話が面白くて忘れたくなかったのと、色付きの方が覚えやすかったのとで始めたことでしたが、(おかげで、改めて開いてみると目がチカチカするようになりましたが)大学でもそのまま続けていました。それ自体はさほど特別なことではないかもしれませんが、先生は、その姿勢を「意欲的だ」と評価して下さったようです。
その時に初めて、「自分がやってきたことで無駄なことなんて一つも無かったんだ」と確信できました。
大学受験は変な終わり方をしてしまったけれど、私はきっと、受験の為の勉強だけでなく、大学に進学した後の準備まで、聖和でさせてもらえていたのでしょう。
そして、これだけの積み重ねが聖和で出来たこと、本当に嬉しく思います。

 

いろいろあった受験期でしたが、今は学校生活を満喫していますし、茶道と落語のサークル活動にも励んでいます。これだけ今を楽しんでいられるのも、聖和のおかげです。
少し遅くなりましたが、改めて、3年間でご指導下さった全ての先生方に感謝したいです。本当にありがとうございました。

 

さて、早いものでもうすぐ夏休みに入ります。高校3年生にとっては、勝負の夏ですね。
今はいろいろきついことばかりかもしれませんが、その積み重ねはきっといつか、どこかで役に立つ時が来ます。「いつか」が分からないからこそ、不安になることもあるでしょう。
でも、どうかその不確かな「いつか」を信じてあげて下さい。信じて、自分の力を積み重ねることを諦めないで欲しいです。
それさえ乗り越えれば、「あの時こうして良かった」と心から思えるスキルが得られるはずです。
暑い季節になりましたが、生徒の皆さんも先生方も、体には十分気をつけて頑張って下さい。

 

長文失礼しました。

おたよりありがとうございました。
貴女は、○○さんですね。(^o^)
貴女からのお便りをいただき、私たちは救われました。
本当にあのときは、目の前が真っ暗になりましたね~
今、置かれた場所でしっかりと咲いていらっしゃることを
本当に嬉しく思います。
お父様、お母様にもよろしくお伝えください。
そして、貴女の将来に、神様の豊かなお恵みがありますように
心から、お祈りいたします。