今日のつぶやき

みんなでホッとひと息

2020/05/05
onikutabethai(その他)から先生へのつぶやき。

2017年に英語科を卒業した者です。4年前まで高校生だった私が今はもう社会で働くために就活をしているなんて信じられません。
私は東京の大学に通っていますが、今でも一緒に上京した聖和の友人とは定期的に会ったり、お誕生日をお祝いしたりと、一生の友人に出会えた聖和には本当に感謝しております。
一方、聖和の良さである、少人数だったり
カトリックの女子校らしさが薄れていっていると聞き、非常に残念です。
先生方も変わり、昔の聖和に完璧に戻すのは難しいと思いますが、聖和の良さを忘れずに新しい先生方にも是非、我々卒業生の想いを引き継いでいただきたいと思っております。
今後とも、聖和の更なる発展をお祈りしています。

 卒業してもなお、聖和への母校愛を忘れずに持ち続けて応援していただけていることに心から感謝申し上げます。
 そして、「onikutabethai」さんの思いを真摯に受けとめたいと思います。

 30年近く聖和に勤めておりますと、これまでも何度となく言われてきました。

私が聖和に勤め始めた頃も、「最近は聖和が変わった。私たちが卒業した頃の聖和は…」
と言われておりました。私は、聖和出身ではありませんので創立の頃の聖和がどのようで

あったのかは直接は存じません。シスター方が退かれ、当時の雰囲気とは違うことも確かだと思います。
 すべてが創立当初と同じようにはいかない現実があることも事実です。いや創立当初だけではなく、時は流れ
50年前とも30年前とも昨年度と比較しても、時代が変わり、社会的様相も変化し、以前と全く同じようにはいきませんし、全く同じであることも現実的にはあり得ないとも思います。しかし、創立当初から本校教育の柱である「隣人愛」の精神は脈々と受け継がれております。

 「不易と流行」という言葉がありますが、時代の変化に対応しながらも、決して変えてはならないもの。
それが、onikutabethaiさんがおっしゃりたいことだと理解しております。現に聖和の不易である教えは変わらずに受け継がれております。その大きな証拠に、創立から65年以上の歳月が流れているにもかかわらず、onikutabethaiさんがここで示してくださった母校を思う気持ち、それこそが他人を思い遣る隣人愛の精神が引き継がれていることだと改めて再認識させていただきました。
 大丈夫です。新しい先生方も聖和の生徒たちに、そして聖和の教育方針に対する愛情はとても熱いものをもっています。これからも先生方一丸となって頑張りますので、引き続き応援を宜しくお願いします。