「…自分の身近な先生に、こんな辛い体験をされた先生がいらっしゃったことに驚きました。」と、坂井先生の話に聞き入った生徒は感想をもらしていました。
「1万人の犠牲者とか3万人の犠牲者と簡単に耳にする数値を、この講堂に集まっている生徒たちの数に置き換えて想像してみてください。何倍、何十倍の遺 体がここにならんでいると思うと、本当に恐ろしいことだと思いませんか?」「そのように、想像して物事を考えてみることも大切なことなんです。」
坂井先生のお話が、次世代の平和を担う生徒たちの心の奥深くに届いたことを確信し、明日へのステップとなってくれることを願っています。
(聖和の職員一同)