お知らせ

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平成31年3月20日(水)、平成30年度第3学期修了式が執り行われました。 タイトルは、卜部篤志新校長先生からのお話で述べられた言葉です。
この言葉は、卜部校長先生が本校に赴任された平成26年度の最初の始業式でお話しいただいた言葉です。
「ぱっと咲いてぱっと散る、桜の持つはかなさや潔さの美学は認める。だが、それと一緒に、例えばアジサイの花のしぶとさにも憧れてみたい。花の色を様々に変えて、最後は間違って漂白剤をかけたような服のように、まだらに色あせながらも、アジサイの花は長く、長く、しぶとく咲き続ける。街の風景に溶け込みすぎて『お花見』の対象にすらならない地味な花は、それでも、梅雨どきの雨にも、台風にも、嵐にも散り落ちることなく、ひと夏を生きる。」 桜の華やかさと、アジサイのしぶとい粘り強さになぞらえ、多くの困難にも負けない心で、自分の信念を貫ける生き方をしなさい、と生徒たちに呼びかけられ、5年間聖和の校長として務められたことへの感謝と生徒たちへの愛情とを込められた、最後のお話をいただきました。
平成最後の年度が終了し、来月には新元号が発表されます。そのような時代の節目にあって、生徒たちは微動だにせず、校長先生の話に熱心に聞き入っていました。