お知らせ

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 去る8月9日の登校日に合わせ、本年度で3回目となる「長崎県輝く私学支援事業指定 平成25年度長崎教会群巡礼旅行」を実施しました。
2泊3日で外海⇒長崎市内⇒雲仙各所に残された教会群およびその関連施設を本校中・高校生6名の生徒が訪ねました。
ここでは先ず初日の様子をお伝え致します。

 外海歴史民俗資料館と、隣接されているド・ロ神父記念館では、古代から現代に至る外海の暮らしを豊富な展示資料を通じて学びました。
外海は断崖が続き、良好な港の確保が難しいため漁業の発展が望めず、強烈な潮風に晒される上、平地も少なく農地としても恵まれていなかったという歴史的な背景があります。
そうした地理的な条件もあってか、江戸初期に出された禁教令以降、絵踏に代表されるような徹底的な信仰調査や弾圧・迫害の度合いは他地域と比べれば緩やかでものでした。
 潜伏キリシタンの拠り所でもあった外海にもやがて弾圧の手がのびると、安住の地を求め五島への移住に踏み切る住人も現れました。
キリスト教信仰を解禁される明治を迎えるまで彼らがどのような信仰生活上の困苦と向き合ってきたのか。
また、外海へ赴任したド・ロ神父様が文字通り生涯を賭け、信仰復活のみならず、如何に草の根レベル(特に女性の就労・自立支援という観点)からの殖産興業に尽力奔走されたのかを具に知るきっかけになりました。

開館時刻を若干過ぎてはいたのですが、丘陵に建つ出津教会堂にも足を伸ばすことができ、
巡礼を無事進められるようお祈りを捧げることができました。
最後に訪れたのは、遠藤周作文学館です。
夏季の開館時刻が特別に延長されていたお陰で、外海ならではの眺望も館内から堪能しながら、
遠藤氏の精力的な執筆活動の足跡を辿ることができました。
入館前に生徒たちには代表作『沈黙』のあらすじを紹介しましたが、
顧問としては彼女たちが在学中に遠藤氏の作品の一端にでも触れて
(『女の一生』・『沈黙』・『海と毒薬』等は映画化もされています)、再びこの文学館を訪れた際に、
氏と長崎を結びつけた縁や執筆動機、信仰の誕生と発展、挫折と受難、信徒発見に代表される驚愕と歓喜、
継承と深化、それら全てを内包した豊潤で神奥なナガサキを見つめ直すきっかけになればと切に願います。 
                                                     【文責 宗教部顧問】

平成25年7月20日(土)18:00から、弓張の丘ホテルにおいて、聖和女子学院同窓会「聖苑会」のつどいが開催されました。
会長ならびに来賓の紹介や挨拶の後、全国大会に出場するワープロ部や総文祭参加の部活動ならびに写真部に対して、激励金が送られました。
その後、コーラス部による「聖歌」や「NHK杯参加のための自由曲」、さらには「総文祭のテーマ曲」が演奏され、聖苑会に花を添えました。

同窓会の皆様の温かい励ましとお心遣いが、本当に現役の生徒たちの力になっております。心から聖苑会が成功裏に終わられたことのお祝いと感謝の気持ちをお伝えいたします。
おめでとうございます。そして、川添麗子会長様をはじめ、聖苑会の会員の皆様方、本当にありがとうございました
1.平和のミサ 平成25年度第1学期の終業式を迎えるにあたり、それに先だって毎年恒例の「平和のミサ」が執り行われました。
俵町教会の神父様をお迎えして行われたこの平和のミサは、「平和」とは何か?何が「平和」とよべるものなのか…。聖書の言葉や神父様のお話をとおして、その真に意味するものを生徒達一人ひとりの心の中に届けていただきました。

2.壮行会 この夏季休暇中に行われる、九州大会や全国大会に出場する選手たちの健闘を祈って、選手壮行会が行われました。
ワープロ部(九州大会:熊本 & 全国大会:東京)、総文祭で県代表として出場する吟詠、お琴、写真部、そして図書部。それに何と言っても、本校の卒業生が総文祭のテーマ曲を作曲し、その演奏をリードするコーラス部。生徒一人ひとりがとても輝いて見えました。

3.終業式 校長先生から、今学期の締めとして4月の始業式でも紹介された
谷川俊太郎 作 「生きているということ」の詩を朗読紹介されました。
校長先生をはじめ、全先生方および保護者の方々が生徒達(子どもたち)に願っている思いが、その詩に寄せてメッセージとして届いたことと思います。
この機会に、その詩を下に掲載いたします。


生きているということ
いま生きているということ
それはのどがかわくということ
木(こ)もれ陽がまぶしいということ
ふっと或るメロディを思い出すということ
くしゃみすること
あなたと手をつなぐこと

生きているということ
いま生きているということ
それはミニスカート
それはプラネタリウム
それはヨハン・シュトラウス
それはピカソ
それはアルプス
すべての美しいものに出会うということ
そして
かくされた悪を注意深くこばむこと

生きているということ
いま生きているということ
泣けるということ
笑えるということ
怒れるということ
自由ということ

生きているということ
いま生きているということ
いま遠くで犬が吠えるということ
いま地球が廻っているということ
いまどこかで産声(うぶごえ)があがるということ
いまどこかで兵士が傷つくということ
いまぶらんこがゆれているということ
いまいまが過ぎてゆくこと

生きているということ
いま生きているということ
鳥ははばたくということ
海はとどろくということ
かたつむりははうということ
人は愛するということ
あなたの手のぬくみ
いのちということ

暑い夏が続きます。熱中症や熱射病には十分ご留意なさって、ご自愛くださいますように、心からお祈り申し上げます。
(聖和女子学院 職員一同)

午後のシドニー市内の自主研修です。シドニー市内は正に温故知新の街です。
オーストラリアの景気が良いのと円安とで物価が日本と比較して随分と高い中でのお買い物です。


3月11日(月曜日)、本日中学部で授業参観が行われました。(↓中学1年)

お忙しいところ授業参観にお越しくださいましてありがとうございました。

教師の働きかけや,生徒の取組はいかがでしたでしょうか?(↓中学2年)

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございました。

2013/03/22
お知らせ
平成25年3月21日(木)。今日は平成24年度の修了式でした。
今年度4月の始業式は、校長先生の挨拶の中で述べられた「たゆまざる 歩み恐ろし かたつむり」
…という、彫刻家で元日展会長の北村西望(1884~1987年)の俳句で始まりました。
修了式に先立ち、検定試験や部活動の活躍に対する様々な表彰式が行われました。それらの表彰を受けて、修了式の校長挨拶の言葉に、「皆さん方一人一人の歩みの証がここりあります。そしてこの1年間を振り返り、次の新たな年度へのエネルギーを充足させる、大切な節目を迎えました。その節目が、今日のこの修了式なのです…。」という教えとつながりました。

新年度も、実りある一年間となりますように、職員一同研鑽を積み、頑張りたいと思います。

今年度3月末付をもって退職される先生方の離任式が行われました。
「強い女性でありなさい。優しい女性でありなさい。そして貴女たちの笑顔で周囲の人を明るくする女性として世に羽ばたいてください…。」
先生方の、最後の涙のメッセージは、聴く生徒一人一人の心の中にしっかりと刻まれました。先生方の、今後ますますのご健勝とご多幸をお祈りいたします。
先生方の前途に、神様の豊かな祝福がございますように…。

 

平成25年3月25日(月)~同27日(水)までの3日間、佐賀県小城市芦刈文化体育館および牛津中学校において、アシックスカップ第30回九州中学校バレーボール選抜優勝大会が開催されました。
 本校中学バレー部も長崎県代表として出場し、惜しくも優勝は逃しましたが、長崎県同士の手に汗握る決勝戦で選手たちは見事なプレーを披露しました。

(松岡隆真 監督の談話)
 「同窓会をはじめ学校関係者の方々の多くの応援や、支えていただいた人々に感謝し、夏の中総体に向けて、さらに精進・努力いたします。今後とも、皆様方の応援をよろしくお願いいたします。」

平成25年4月8日(月)
学校法人 聖和女子学院 聖和女子学院中学校・高等学校の入学式を執り行いました。
「あなたがたは、世の光である。月日を重ねると、明るくなる。明るい光となって、世の中をいっそう明るく照らす光となってください。」